握力7kgのパーキンソン病の母が一人でプロテインを飲めるようになった|ニトリの800円容器でシェイカー問題を解決

介護を始めるまで、食事の栄養をほとんど気にしたことがありませんでした。お腹いっぱい食べてもらえればそれでいい。そう思っていました。

この記事では、パーキンソン病の母のタンパク質不足に気づいたきっかけと、握力が弱くてシェイカーが使えない問題をニトリの容器で解決した話を書きます。

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母はお肉が食べられない

母はパーキンソン病で、お肉が食べられません。

一方で、骨粗鬆症の薬を50代から飲んでいて、半年に一回プラリア注射も受けています。骨や筋肉のためにタンパク質が大事なのはなんとなくわかっていました。でも、毎日の食事を作るだけで精一杯で、足りているかどうかまで考える余裕はありませんでした。

栄養士の友人に1週間の食事を見てもらった

きっかけは、栄養士の友人に言われた「お母さん、タンパク質とれてる?」という一言です。

答えられませんでした。どれくらい必要なのかも知らなかったからです。

友人に言われて、1週間分の食事を写真に撮って送りました。ある日の献立はこんな感じです。

  • 朝:パン、ヨーグルト
  • 昼:おにぎり、ゆで卵
  • 夜:豆腐、ご飯、鮭の切り身半分

自分では「まあまあ食べている」と思っていました。でも返事は「タンパク質、全然足りてないよ」でした。

後で自分でも調べてみると、この献立だと1日のタンパク質はおおよそ40g前後です。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、65歳以上の女性の推奨量は1日50gとされています。毎日10g近く足りていなかったことになります。

高齢になると食べられる量自体が減ってきます。おかずを一品増やすのも、母にとっては簡単ではありませんでした。

プロテインで補うことにした

友人と相談して、足りない分はプロテインで補うことにしました。

パーキンソン病の薬は、タンパク質と一緒に摂ると効きにくくなることがあると聞いていたので、始める前に主治医に相談しました。母の場合は「特に気にしなくて大丈夫」とのことでした。ただ、飲んでいる薬や症状によって違うそうなので、同じような状況の方は一度主治医に確認してみてください。

使っているのは【プロテインの商品名】で、1回【◯g】を【いつ】飲んでいます。【味や飲みやすさについて一言】

シェイカーの蓋が閉められない

ここで思わぬ問題が出てきました。母がシェイカーの蓋を閉められないんです。

パーキンソン病の影響で母の握力はかなり落ちていて、病院で測ったときは両手とも7kgでした。ひねって閉めるタイプの大きな蓋は、力が足りなくて最後まで締まりません。

小さめのシェイカーも試しましたが、やはりしっかり閉まらず、振ると中身が漏れてしまいました。何度か練習してもだめでした。

私がいるときは代わりにやればいい。でも夜勤の日は、母が一人で飲めなければ意味がありません。

ニトリで見つけた「押し込むだけ」の容器

ホームセンターとニトリを回って、握力が弱くても使える容器を探しました。見つけたのが、ニトリの【商品名】です。値段は800円くらいでした。

【容器の写真】

この容器は、取っ手を押し込むだけで中が真空状態になって蓋が閉まります。ひねる必要がないので、握力がなくても閉められます。

母の使い方はこうです。

  1. プロテインと水を入れ、取っ手を手のひらで押し込んで閉める。そのまま振る。
  2. 容器を両手で持ち、両手の親指の先で取っ手を押し上げて空気を抜き、蓋を開けて飲む。

【手元の写真(押し込むところ・押し上げるところ)】

最初は慣れない動きに戸惑っていましたが、何度か練習するうちに一人でできるようになりました。今は私が夜勤でいない日も、自分でプロテインを飲んでくれています。

一人でできたときの母の顔は、今でも覚えています。

同じように困っている方へ

  • 介護されている家族の食事が心配なら、まず数日分の食事を記録して、タンパク質が足りているか確認してみてください。
  • 持病や薬がある場合は、プロテインを始める前に主治医に相談してください。
  • 握力が弱くてシェイカーが使えない場合は、ひねるタイプではなく押し込んで閉めるタイプの容器を探してみてください。ニトリなら1,000円以下で見つかります。

栄養士の友人の一言と、ニトリで見つけた800円の容器。母の食事を変えたのは、そんな小さなきっかけでした。同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。

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この記事を書いた人

夜勤のある仕事をしながら、パーキンソン病の母を7年ひとりで在宅介護しています。第二種電気工事士。手すりの取り付けやセンサーライトの設置など、自分でやったことも含めて、専門家ではない立場から実際に役に立ったことだけを書いています。

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